表参道や恵比寿の美容室ORO/オロ

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2018/03/26

独立を目指している美容師が成功するには?

美容師として働こうと考えている人・今実際に働いている人、誰もが一度は考えることは「独立」ではないでしょうか。
どんなお店を出して、どんな雰囲気のサロンにしていくか、考えるだけでも夢が広がっていきますね。
そこで今回は、独立を目指している美容師に必要なことや成功するためのポイントについてお話してみたいと思います。

1. 美容師が独立するために必要なものとは
美容師が独立するためには一体どのようなものを揃える必要があるのでしょうか。

まず第一に必要なものは「資金」です。お金の問題は最重要で最難関の課題であるとも言えるでしょう。
お店を出す土地にもよりますが、美容師が独立するためには最低でも300万円は資金が必要であると言われています。
借り入れによって自己資金を補うという方法もありますが、なかなか銀行から融資が受けられないという現実もあります。
美容師によっては、家族からお金を借りたり、同じ夢を持つ仲間同士で資金を出し合って開業するという人もいるようです。

そして第二に挙げられるものが「人材」です。
小さなお店であれば自分一人で運営するという美容師も少なくないようですが、店舗を大きくさせていきたいのであれば従業員の人手が必要になります。
自分の考えや目標に賛同し、それをサポートしてくれる人材に巡り合うためには、自分自身の人間としてのスキルも求められることになるでしょう。

そして第三に「経営力」も独立には求められます。
自分のお店を持つということは、売上はダイレクトに自分に返ってきますが、その逆で売上が悪いとその結果も自分自身に直接反映してきます。
独立以前にある程度自分の顧客を作っておくことも、独立後の売上には大切なことですが、それと同時に新規の顧客も開拓しなければ売上は伸びません。
そして売上を伸ばすためには、広告や従業員の雇い入れなど、多くの経費も必要となってきます。
これらの戦略や計画を練り上げ、順調に売上を確保していく経営力が独立には求められるでしょう。

2. 独立を成功させるためには
全国に数多く存在する美容室ですが、その中でも毎年1万件が開業する一方で、廃業するお店も1万件はあると言われています。
独立を成功させるために、美容師に求められるものとは一体なんなのでしょうか。

先でも述べたように「経営力」は独立には欠かせないものです。
独立する前からしっかりと経営の勉強をし、知識をつけておくことは大切です。
個人事業主として納税や確定申告の知識をつけたり、経営に必要となる経費・人件費・固定費の知識、開業する際の補助金や助成金の制度を学んでおくことも大切でしょう。

そして「人力」人としての力も独立には欠かせません。
お店を持つうえで、従業員との関係は非常に大切なものです。
従業員一丸となってお店を作り上げていくという意志や、従業員の目線に立った指導力といったものも求められるでしょう。
そして利益をしっかりと従業員に還元することもモチベーション維持には大事です。
人間力を身に付け、従業員を大切にすることで、離職率も低く働きやすい美容院を作り上げることができるでしょう。

そして何より利益をあげるために「顧客」を掴むことは最重要です。
しっかりと顧客を掴んだうえで、顧客単価ばかり気にするのではなく、お客さんの目線に立って接客や施術を行うことが出来るお店を目指していきましょう。
今いる顧客を大切にし、なお新規顧客を獲得するための宣伝や広告も打ち出して、売上を拡大していく戦略が求められます。

3. まとめ
美容師であれば、自分のお店を持って働くことは憧れであり、いつか実現したい大きな夢であると思います。
独立開業のためには、お金だけではなく、様々な知識やスキルが求められますし、多くの困難もあるでしょう。
今回の記事が、独立を目指す美容師の皆さんにとって少しでも参考になれば幸いです。